【2026年最新版】RL360受付終了後、初心者が選ぶべき海外積立は?ITA Evolutionを徹底解説
これまで日本人が初めて海外積立を始める際、有力な選択肢とされてきたのが、RL360°の「Regular Savings Plan(RSP)」でした。
RL360は運営会社の歴史や規模に加え、500本を超える選択肢、複数通貨への対応、IFAを通じたポートフォリオ管理などに強みがありました。
当サイトの以前の記事でも、初心者が最初に保有する海外積立としてRL360を評価しています。
しかし、状況は大きく変わりました。
2026年5月、RL360は日本在住者からの新規契約受付を終了しました。
すでに契約している方は原則として契約を継続できますが、これから海外積立を始めたい日本在住者は、RL360のRSPへ新規加入できません。
そこで現在、初心者が最初に検討する海外積立として有力になっているのが、Investors Trust Assurance、通称ITAが提供する「Evolution(エボリューション)」です。
この記事では、RL360受付終了後の選択肢として、なぜITA Evolutionが初心者の1本目に適していると考えられるのかを解説します。
※本記事は2026年時点の情報を基にしています。契約条件、対象国、ファンド数などは変更される可能性があるため、申込み前に最新資料をご確認ください。
RL360はなぜ初心者の1本目として評価されていたのか
以前の記事でRL360を初心者向けとして評価した理由は、単に知名度が高かったからではありません。
- 選択できるファンドが500本を超えていた
- 株式・債券・地域・業種を幅広く分散できた
- 円を含む複数通貨で契約できた
- 信頼できるIFAを選び、長期的な運用管理を任せられた
長期の資産形成では、契約した時点で成績のよいファンドを選ぶだけでは不十分です。10年、20年、25年と運用を続ける間には、成長する国や産業が変わり、ファンドの運用方針や成績も変化します。
そのため、長期積立では状況に合わせてファンドを入れ替え、ポートフォリオを調整できることが重要です。
2026年5月、日本在住者の新規受付が終了
2026年5月、RL360は日本在住者からの新規契約受付を終了しました。
ここで注意したいのは、RL360の会社やRSPという商品自体がなくなったわけではないことです。RL360は現在も海外市場で商品を提供していますが、日本在住者は新規契約の対象外となりました。
また、すでに契約している日本人まで一斉に解約しなければならないという意味でもありません。既契約者は、契約条件に従って積立や運用を継続することが基本です。
新規受付が終了したからといって慌てて解約すると、契約年数によっては解約手数料が発生し、大きな損失につながる可能性があります。新規受付終了と既存契約の継続は分けて考える必要があります。
RL360終了後、何を基準に商品を選ぶべきか
1.長期間継続できる積立金額か
海外積立は、短期間で売買して利益を狙う商品ではありません。現在払える最大額ではなく、収入が減った場合でも継続できる金額に設定することが重要です。
2.選択できるファンドが十分にあるか
長期運用では、現在人気の業種が将来も成長し続けるとは限りません。選択肢が少ない商品では、運用環境が変化したときに十分な入れ替えができない可能性があります。
3.株式だけでなく債券などにも分散できるか
グローバル株式、米国株式、テクノロジー、債券、マネーマーケットなど、複数の資産や地域へ分散できる商品が適しています。
4.信頼できるIFAのサポートがあるか
海外積立は契約して終わりではありません。運用中には、ファンドの見直し、住所や受取人の変更、積立額の変更、停止、取り崩しなどの手続きが発生します。商品だけでなく、契約後も継続的に対応できるIFAを選ぶ必要があります。
現在の有力候補がITA Evolution
RL360の新規受付終了後、日本在住者が検討できる海外積立の中で、初心者の1本目として有力なのがITAのEvolutionです。
Investors Trustの公式情報では、Evolutionは少額から始められる定期拠出型プランとして案内され、5年・10年・15年・20年・25年の契約期間が用意されています。契約通貨は米ドル、ユーロ、英ポンドです。
| 項目 | Evolutionの概要 |
|---|---|
| 運営会社 | Investors Trust Assurance |
| 商品名 | Evolution |
| 積立期間 | 5年・10年・15年・20年・25年 |
| 最低積立額 | 年間1,200米ドル・ユーロ・英ポンド相当から |
| 5年プラン | 通常の最低積立額の2倍 |
| 契約通貨 | 米ドル・ユーロ・英ポンド |
| 積立頻度 | 月払い・四半期払い・半年払い・年払い |
| 選択対象 | 世界の株式・債券・地域別・業種別など約200本規模 |
| 運用 | 選択可能なファンドを組み合わせて構成 |
選択可能なファンド数は入れ替えにより変動しますが、現在、日本在住者が契約可能な海外積立商品の中では約200本規模と多く、幅広い分散と将来のファンド変更に対応しやすい点が強みです。
ITA Evolutionが初心者の1本目に向いている理由
理由1.約200本規模から分散できる
選択肢には、世界的な資産運用会社が設定・運用する株式型、債券型、地域別、業種別などのファンドが含まれます。
- 世界株式・米国株式・欧州株式
- 新興国株式
- テクノロジー・ヘルスケア関連
- グローバル債券・米国国債
- 新興国債券・マネーマーケット
ファンドが多ければ必ず利益が出るわけではありませんが、市場環境の変化に合わせて見直せる選択肢が多いことは、長期運用において重要な強みです。
理由2.月100米ドル程度から始められる
通常の契約では、年間1,200米ドル、ユーロ、英ポンド相当から設定できます。月払いなら月100米ドルなどが一つの基準になります。
ただし、最低金額で始められることと、その金額が自分に適していることは別です。為替変動を考慮し、余裕を持って継続できる金額にすることが大切です。
理由3.目的に合わせて期間を選べる
5年から25年まで複数の期間があり、教育資金、住宅・事業資金、老後資金など、目的と必要時期に合わせた設計ができます。
ただし、長期間を選べばよいというものではありません。途中解約では解約控除によって受取額が払込額を下回る可能性があるため、最後まで継続できる期間を選ぶべきです。
理由4.世界の運用会社へアクセスできる
一つのファンドだけへ投資するのではなく、複数のファンドを組み合わせ、地域・資産・業種を分散できます。日本国内の商品だけでは投資しにくい海外の運用会社や市場へアクセスできる点も特徴です。
Evolutionにもデメリットはある
為替によって支払額が変動する
日本円で収入を得ている人が外貨建てで積み立てる場合、円安になると円換算の支払額が増えます。無理のない積立額にする必要があります。
早期解約では元本割れする可能性がある
海外積立には長期継続を前提とした費用体系があります。短期間で解約すると、運用成績がプラスでも解約控除などによって受取額が払込総額を下回ることがあります。
ファンド数が多くても運用がよいとは限らない
約200本の選択肢があっても、適切なポートフォリオを組めなければ意味がありません。過去の成績だけで選んだり、特定の国や業種へ集中したりすると、大きな値下がりにつながる可能性があります。
元本保証の商品ではない
運用成果は選択したファンドの値動きや為替などの影響を受けます。元本や将来の利益が保証されているわけではありません。
商品以上に重要なのが、運用を担当するIFA選び
ITA Evolutionを検討する際、商品内容と同じくらい重要なのが、契約後の運用を担当するIFA選びです。
IFAとは「Independent Financial Adviser(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」の略です。海外積立では、投資目的やリスク許容度の確認、ポートフォリオの提案、市場環境に応じた見直し、運用報告、各種手続きのサポートなどを担います。
Evolutionという商品が同じでも、IFAによって運用方針、ファンド構成、見直しの頻度、アフターフォローは異なります。つまり、同じ商品を契約しても、すべての契約者が同じ運用結果になるわけではありません。
香港IFAによって運用利回りに大きな差が出ることもある
私たちが確認してきた香港IFAの運用実績では、運用方針や比較期間によって、年率換算でおおむね4%台から9%台まで差が見られることがあります。
仮に毎月300米ドルを20年間積み立て、一定の利率で複利運用できたと仮定すると、手数料などを考慮しない単純計算では次のようになります。
| 想定年利 | 20年間の払込総額 | 20年後の概算 |
|---|---|---|
| 年4% | 72,000米ドル | 約110,000米ドル |
| 年6% | 72,000米ドル | 約139,000米ドル |
| 年9% | 72,000米ドル | 約200,000米ドル |
同じ金額を同じ期間積み立てても、年4%と年9%では、20年後の資産額に約9万米ドルの差が生じる計算です。
※上記は一定利率を仮定したシミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません。税金、商品手数料、ファンド費用、為替変動などを考慮していません。
利回りの数字だけでIFAを比較しない
IFAの実績を比較する際は、単に「利回りが高い」という数字だけで判断してはいけません。
- 比較期間が同じか
- 手数料控除前か控除後か
- 入出金の影響を除いているか
- 為替の影響を含むか
- 株式比率やリスク水準が同程度か
- 一部の好成績口座だけを掲載していないか
- 下落相場を含む十分に長い実績か
過去の利回りが高いIFAでも、将来同じ結果になる保証はありません。重要なのは、高い利回りだけを追うことではなく、リスクを管理しながら長期的に運用を続けられるかです。
ファンド数が多いだけでは成果につながらない
約200本の選択肢があっても、どのファンドを選び、どの割合で組み合わせ、いつ見直すかによって結果は変わります。
契約時に選んだまま長期間放置するIFAもあれば、市場環境や運用成績を確認しながら定期的に見直すIFAもあります。海外積立は「どの商品を選ぶか」だけでなく、誰に運用管理を任せるかまで含めて考える必要があります。
IFA選びで確認したい7つのポイント
- 過去の運用実績を同じ条件で開示できるか
- 手数料控除後の実績を確認できるか
- 定期的にポートフォリオを見直しているか
- 運用報告を日本語で受け取れるか
- 担当者個人ではなく会社としてサポートできるか
- 住所変更・停止・取り崩しなどへ迅速に対応できるか
- リスクや解約手数料も契約前に説明しているか
海外積立は20年以上続く可能性があります。目先のキャンペーンや紹介者との人間関係だけでなく、長期間対応できる組織と管理体制を確認することが大切です。
すでにRL360を持っている人はどうすべきか
RL360の新規受付が終了したからといって、既存契約を解約してITAへ乗り換える必要はありません。特に、解約控除が大きい時期に解約すると、大きな損失が発生する可能性があります。
現在の解約返戻額、払込総額、ファンド構成、運用成績、手数料、家計への負担、IFAの管理状況を確認し、安易に手放さないことが大切です。
結論:Evolutionを選ぶなら、IFAまで比較する
2026年5月にRL360が日本在住者の新規受付を終了したことで、ITA Evolutionは初心者が最初に検討する海外積立として有力な選択肢になりました。
約200本規模のファンドから選べることは大きなメリットですが、その選択肢を生かせるかどうかは、運用を担当するIFAによって変わります。
海外積立選びは、次の3点を一つのセットとして考えてください。
- どの商品を選ぶか
- どのようなポートフォリオを組むか
- どのIFAに長期管理を任せるか
当サイトでは、商品内容だけでなく、香港IFAごとの運用方針、過去実績の見方、日本語サポート、契約後の管理体制などを比較したうえでご案内しています。
「IFAの違いが分からない」「現在紹介されているIFAで大丈夫か確認したい」「複数のIFAを比較してから決めたい」という方は、契約前に公式LINEからご相談ください。
無理に契約を急ぐのではなく、長期間安心して付き合えるIFAかどうかを一緒に確認しましょう。
※過去の実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。運用成果は比較期間、通貨、手数料、ファンド構成、リスク水準などによって異なります。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定商品の契約を勧誘・推奨するものではありません。投資には元本割れ、為替変動、途中解約などのリスクがあります。契約前に最新の商品資料および契約書面をご確認ください。


“【2026年最新版】RL360受付終了後、初心者が選ぶべき海外積立は?ITA Evolutionを徹底解説” に対して1件のコメントがあります。